FC2ブログ
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
「パペットマスター」その1
2011-08-26 Fri 23:30
おかげ様で、ブログ開設から数日でアクセスカウンターが600を超え。
ブログを開設した本人が、思わず勢いにびっくりしてしまいましたw
これもひとえに見に来られている皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。
そして、今後ともよろしくお願いします!

では気を取り直して。
今回の更新は、以前pixivに投稿したSSの転載一発目になります。
日頃色んな意味でお世話になっている、彗嵐さんの作品「鈴華さんちの不可思議な日常」から設定をお借りし、終始ノリノリで書かせていただきました。
その節はありがとうございました。
彗嵐さんの作品をお借りして、またSSを書く機会を虎視眈々と狙っていますが、それはまた別の機会に。
それでは、開始です。

---

「パペットマスター」その1

遡ること数日前、彼女の元に失踪した女性を探して欲しいという依頼が美影の元に舞い込んだ。
失踪した女性の名前は糸田胡桃。
学校で教師をしている。
今回の依頼人は、失踪した教師が担任しているクラスの生徒達だった。
最後の目撃情報は、一週間前に学校から出ていく姿を教師や生徒が見ている。
それ以来、学校にも自宅にも現れず行方不明になっている。
美影は数日間の調査で、最近この町で失踪事件が何件も起こっていることを知り、事件現場を調べると、どの現場にも憑神の魔力を帯びた糸や木片が落ちていたことに気付いた。
失踪した人々の足取りを調べると、町外れに最近オープンしたパペットハウスに行った後に行方不明になっていることが判った。
そして、店の店主は探している糸田胡桃にそっくりな女性・・・。
その情報を確かめる為に、美影は深夜のパペットハウスへ侵入することを決めたのだった。

---

「ここやな・・・」
美影は暗く静まり返った店の前に着く。
「まずは鍵を開けな・・・」
彼女はお札を一枚取り出し、入り口の鍵穴に貼り付ける。
貼りつけたお札が鍵穴の中に吸い込まれ、鍵穴にピッタリ合う鍵の形に変化する。
「これで良し。ほな、お邪魔するで~」
鍵を回すとカチャッと音が鳴り、美影はドアを開け店の中へ入っていく。
「流石に真っ暗で何も見えんわ。灯り灯りっと」
手に持っていた錫杖を前にかざすと、錫杖の先がぽうっと光り、周囲を淡く照らす。
「うわー・・・。凄い数の人形やな」
周りにはマリオネット人形以外にも様々な人形が飾られていて、美影は物珍しさからついつい物色をし初める。
「あ!、このネズミの人形とか猫乃が喜びそうやなー。それにこのバレリーナみたいな人形めっちゃかわええわぁ~」
人形の物色に夢中な中、奥の方でカタカタと物音がしたことに気付き、美影ははっと我に返る。
「あかんあかん!、こんなことしてる場合ちゃうし。それに、今の物音は・・・」
そう言って錫杖を部屋の奥の方へ向けてかざし、目を細めてその先を見る。
「物音はあのカウンターの方からやな」
美影は周りを警戒しながらカウンターに近付いていくと、カウンターの裏に通路が続いていることに気付く。
「通路か・・・」
通路の入口の周りを錫杖の灯りで照らし、異常がないことを確認する。
「異常無しっと。ほんならいくで」
美影はカウンターに近づく時よりも一層周りを警戒しながら通路に入っていく。

---

通路には、店に飾りきれなかったと思われる人形が並んでいる。
そして、通路の先にぼんやりとだが灯りが見える。
その灯りに向かって進んでいくと、ドアからうっすらと灯りが漏れている部屋に辿り着いた。
美影はドアの隙間から部屋の様子を伺うと、部屋の奥に人影らしきものが見えるが、はっきりとは確認できない。
「んー。もうちょいで見えるんやけど・・・」
美影は慎重にドアの隙間を広げる。
「なんや、人影に見えたんわでっかい人形やん。それも何体もある・・・ん?」
人影だと思っていたものは、人間サイズの人形だった。
美影は人形が気になり、無意識にドアに体重をかけてしまい、勢い良く部屋に倒れこんでしまった。
「いったぁ~!、このっオンボロドア・・・」
ドアに悪態をつきながら美影は起き上がり、部屋を見渡す。
「人形を作る作業場みたいやな。でも、灯りが付いてるのに部屋には誰もおらへん」
部屋に人の姿は無く、愛らしい造形の人形達と、様々な工具が有るだけだった。
「誰か戻ってくる前に・・・」
美影はそう呟くきながらドアを閉めた後、人間サイズの人形の方へ駆け寄り、人形の顔を凝視する。
「やっぱり。この人形、失踪した人にそっくりやん!?、それにこっちも。これもや・・・」
部屋に飾られている人間サイズの人形は全て、失踪した人々の面影があるものだった。
「失踪した人が人形にされてるんやったら、これは間違いなく憑神の仕業で決まりやな。でも、肝心の先生の人形が見当たらへんってことは・・・」
部屋を何度も見渡すが、糸田胡桃の面影のある人形だけは見つからなかった。
「ふぅ。見つからんもんはしゃーないな。とりあえず、ここに有る人形だけでも持ちださんと」
転送用のお札を取り出し、人形へ貼り付けようとした時、ドアの方から怒声が飛ぶ。
「ちょっと!、そこで何をしてるの!?」
「あちゃー。人が戻ってきてもうたか」
美影が声が聞こえてきた方に振り向くと、部屋の入口に糸田胡桃にそっくりな女性が立っていた。

---

「もうお店は閉店してるのよ!、それに、ここは大切な作業場です。早く出ていって!」
女性は美影に怒声を浴びせる。
「まぁまぁ、落ち着き。ウチの名前は鈴華美影。あんたを探しにここに来たんや」
美影は笑って誤魔化しながら、彼女に話しかける。
「私を探しに?」
「そ。あんたがここの店主さんやろ?」
「ええ」
「そして、あんたの名前は糸田胡桃。一週間前から行方不明の教師。そのはずのあんたが、何でこの店の店主なのか・・・」
「そ、それは・・・」
反論しようとした彼女の言葉を遮るように、美影は手に持っている錫杖を彼女の方に向ける。
「あんたが憑神やからや!」
錫杖の先が光り、その光りに照らされた彼女の瞳の瞳孔は勾玉の形をしていた。
「くっ・・・、貴様、退魔師か!?」
彼女は錫杖を払い除け、後ろに飛び退ると、美影を忌々しそうに睨む。
「上手く人に化けたつもりでも、ウチの目は誤魔化されへんで!、大人しく退治されるんやな!」
「ふふ・・・。残念だけど、そうはいかないわ。お前もそこの人形達のように、生気を吸い取った後で、私のコレクションに加えてあげる!」
彼女の雰囲気が、美影がよく知る邪悪なものの雰囲気に変わると、彼女の体から黒い煙が吹出し、見る見るうちに彼女自身を包んでいく。

---

スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!
別窓 | 鈴華さんちの不可思議な日常 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<「パペットマスター」その2 | 月犬のひとりごと | デモニアンズリポートFile1>>

管理者だけに閲覧

トラックバック URL

FC2ブログユーザー専用トラックバック URL
| 月犬のひとりごと |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。